ブランクからの復帰によくある悩み「体力が心配」

ブランクがあっても大丈夫!もう一度介護の現場へ

体力に不安がある場合

体力に不安がある場合

体力面の不安

腰痛が職業病だといわれるほど介護の仕事は過酷なものです。仕事に復帰できる体力があるかどうか心配になる人もいるかもしれません。特に病気から回復して復帰する場合はその傾向が強いです。体力面が不安な場合はまず施設側に相談してみましょう。事前に伝えておけばすぐに通常勤務にするのではなく、仕事に慣れるまでは短時間勤務にするなど働き方を調整してくれるはずです。施設側としても長く働いてもらうほうが戦力になると考えています。無理に我慢したり、遠慮したりする必要はありません。施設側と相談しながら自分にとってベストな働き方を探してください。

介護士はシフトが不規則

特別養護老人ホームのように24時間365日稼働している施設もあります。その場合、日勤と夜勤の交代制で働くことになりますが、朝早く出勤したり、お昼から出勤したり、深夜に勤務したりと不規則な働き方になります。
離職している間に規則正しい生活を送っていると不規則なシフトに慣れることができず、体調を崩してしまうこともあります。不規則なシフトについていけるか心配な人は日勤のみの職場を探しましょう。夜勤がないので給与面のデメリットはありますが、介護士は体力が必要なハードな仕事です。長く働きやすい環境からはじめることをおすすめします。

日勤のみの職場とは

復帰先として検討したい日勤のみの職場をいくつか紹介します。
まずは利用者が自宅から通い、食事や入浴、レクリエーションなどを行う「デイサービス」です。利用者は日中に訪れるので夜勤はありません。朝夕の送迎も業務のひとつで、平均月収は28万600円です。
2つ目は「デイケア」です。デイサービスと同じく、日中に介護サービスを提供する施設です。デイサービスとの大きな違いはリハビリを実施していることです。そのため、作業療法士や理学療法士などリハビリを専門に行うスタッフも在籍しています。平均月収は30万5,600円とデイサービスよりやや高めです。
3つ目は「訪問介護事業所」です。訪問介護とは介護士が直接利用者の自宅を訪問し、必要な介護サービスを提供することです。自宅で介護を受けられるとあって近年利用者が増えています。また、住み慣れた地域で自分らしい生活を送ることを目的とした「地域包括ケアシステム」が重視されていることもあり、今後も利用者は増え続けることでしょう。そのため、訪問介護に従事する介護士はこれまで以上に需要が高まるとことが考えられます。
訪問介護は提供するサービスや訪問時間があらかじめ決まっているので空いた時間を有効に使いたい主婦に人気があります。また、パートの募集も多く、家事や育児と仕事を両立させたい人にもおすすめです。平均月収は常勤の場合は30万6,760円と、他の施設と比べると高めです。

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求人の探し方

ブランクのある人が求人を探す場合は何に気をつければ良いのでしょうか。条件だけを重視してしまうと残念な結果になってしまう可能性があります。介護業界に精通したキャリアアドバイザーのアドバイスを参考にしながら自分に合う職場を探しましょう。

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